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断熱ジャケットでは不十分- 工場内熱源設備の断熱・遮熱対策について

2022.06.17

   皆様は知っていますか?27度以上から気温が1度づつ上がるごとに、「2%-4%の生産性が下がる」と言われています(*1シカゴ大学が研究結果を発表)。本日は弊社が提案している、炉等熱源付近作業現場の熱中症対策のご紹介です!現地調査でお客様の製造現場を拝見させていただくのですが、この時期の現地調査は腹をくくらなければいけません。なぜなら、、、とにかく暑い。今でも覚えていますが、夏の時期、私が一番最初に現地調査に同行をさせていただいた時は工場内の暑さに衝撃を受け、このような過酷な現場でお仕事をされているとは思いもよりませんでした。ただでさえ暑い外気温に加え、工場内は空気循環が悪く、炉・機械等の熱源があり、まさに灼熱地獄です。
   現地調査を重ねるにつれ、熱源設備を断熱ジャケットで囲い、放熱を防ぐことによって熱中症対策をされている企業様がたくさんいらっしゃいました。しかし、断熱ジャケットだけでは放熱を防ぎきることができません。そこで我々が提案しているのが「遮熱シート」との併用です。断熱ジャケットの上から遮熱シートを施工することで、より放熱を防ぎ、炉等熱源付近の作業者の環境改善を行い、また熱を機械に閉じ込めることで省エネにも繋がります。(遮熱シートを施工したとしても表面温度は高いため、安全対策にはなりません。ご注意ください。)

断熱ジャケット 遮熱シート
(*写真はイメージです) 
   年々暑さが厳しくなり、職場の熱中症対策が急務になる企業様も一段と増えてまいりました。作業現場の快適性と生産性を高めるために、工場内の熱中症対策をできることからをはじめましょう!

 

*1
https://bfi.uchicago.edu/wp-content/uploads/UCH-110116_IndianManufacturingResearchSummary_v04.pdf